| 平成9年、4月1日、八尾町大杉の民家の車庫の中で、20名の参列者のもと、『おわらの里ふれあいホ−ム』が設立された。 八尾町では、初めての身体に障がいを持った方を対象とする施設の誕生であり福祉作業所の誕生である。 八尾町福祉作業所「おわらの里 ふれあいホ−ム」は、在宅障がい者を支援する会である『フォ−レスト八尾会』が、身体・知的に障がいを持った方と一緒になって、国、県、町の補助金で、設置・運営している、福祉作業所である。その目指すものは、 @障がいの種別や程度を問わず、利用を望む方であれば、誰でも受け入れ、働く場を確保すること A一人ひとりの能力を生かしながら、富山・八尾という地域の文化、芸能等郷土色あふれる作品を、多岐にわたって創り出す B福祉的就労の範囲にとどまることなく、一人でも多くの人が一般就労に向け、当たり前の希望を持てるようにすること C喫茶店のように気軽に立ち寄ってもらえる職場および環境を地域の中で整備し、展開していくこと D作品や有機野菜づくり、販売を通じて、地域の方に、福祉への関心・理解を深めてもらい、自然に交流できる土壌を開拓すること、である 以下、発足から建設に至るまでの激動の1年間に焦点を当て、経緯と活動について報告する |
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| 1.フォ−レスト八尾会の結成 (1)小規模作業所設置構想案 平成7年12月、国は「障がいのある人も社会の構成員として、地域で共に生活を送れるよう住まいや働く場を確保する」として、『障がい者プラン〜ノ−マライゼ−ション7か年戦略〜』を策定した。 その中で「小規模作業所について、助成措置の充実を図る」ことを、平成14年度末の目標として、掲げていたことから、在宅障がい者とボランティアで運営する「八尾つくしの会」においても、役員ならびに会員、元福祉施設職員ら有志が、18年間の活動の想いを形にするべく、作業所設置の検討を始めた。 そして、作業所設置の必要性として、次の5点を掲げた。 @「少しでも働きたい」と思っている、在宅障害者が、町に多いこと A身体に障がいを持った人を対象とする福祉施設が、町では不十分だと思われること B当会においても、作業所設立のニ−ズが高まってきていること |
C障がいの種類・程度・対象関係なく、同じ人間として、当たり前に働き、生活を築ける施設が、町では不十分であること D作業所は、地域に根ざして社会参加できる最前線の施設であると思われること 以上に重点を置いて、作業所設置の構想をとりまとめ、早急に役員会を開催することとした。 (2)「八尾つくしの会」臨時役員会開催 平成8年12月25日、山田百穂会長宅において、小規模作業所設立に向けた臨時役員会を開催した。 この時、林のぶ子副会長より、大杉にある自宅敷地内車庫の提供の話があり、当面、貸していただけることになった。 これで、これまでの想いが、ついに現実のものとなった。 (3)車庫を改造し準備事務室設置へ 前回の役員会後の林氏の動きは、素早く、年が明けた1月8日、林氏が近所の主婦で結成する農業研究会「早乙女会」および手芸の会「ぼたんの会」のメンバ−、「八尾つくし |