2.おわらの里 ふれあいホ−ムの開所準備(1)作業所名称について八尾つくしの会臨時役員会開催時から、作業所の名称については、何回も協議をかさねてき た。 それは、今後作業所が、八尾という地域に深く根ざして、活動をおこなっていくためにも 地域のみなさんに愛される名称でありたいとする八尾つくしの会ならびに、フォ−レスト八尾 会のこだわりでもあった。 そして、平成9年2月、ついに、「おわら」「ふれあい」をキ−ワ−ドとする名称が決定し た。「おわらの里ふれあいホ−ム」の誕生である。
(2)作業について 作業所名のとおり、「おわら」という伝統芸能を愛し、地域とのふれあいをモット−とする 作業、モノづくりにこだわった。 したがって、ノルマや納期に左右されることなく、自分たちの想いを確実に形に変えていけ るオリジナル製品づくりをあえて選んだ。 平成9年2月以降、林会長はじめ施設利用希望者12名を中心とするワ−キンググル−プも 結成し、4月の正式開所に向け、作業種のより具体的な検討をかさね始めた。 その結果、「おわら」と「和紙」を組み合わせた観光土産品づくり主体の作業に決まった。 それは、最も八尾らしさあふれる作業であり施設の利用を希望される方が、最も興味・関心 を持って、選択したものであり、施設としても最も地域に根ざした活動と考えたからである。 また、作業種を決定するにあたり、上市町の身体障がい者福祉作業所「ワ−クハウス剱」 をは じめ「富山生きる場センタ−」、立山町身体障がい者福祉作業所「ふくし苑」、「立山ミニ作業所」 の視察をおこなったり、福井県の自閉症者施設「すだちの家」を訪問し、観光土産品づくり以外 の創作作業も加えようと、紙粘土でつくる小物(クラフト)づくりの指導を受けに行ったりと、 着実に準備が進められた。 さらに、有機肥料を十分に使用した野菜づくりをおこなうことも決まり、これで、ほぼ開所 までに、作業種の選定を終えることができた。 |
3.おわらの里 ふれあいホ−ム建設の動き(1)借り作業所であり仮作業所であること平成8年12月の「八尾つくしの会」臨時役員会において、林氏から提供いただいた車 庫は、年明け早々に、改造を終え、4月開所に向けて準備が進められた。 しかし、これはあくまでも、借り作業所として当面、林会長のご厚意により、利用させ てもらえる仮作業所であるため、一日も早く正規の作業所を設置する必要があった。 (2)建設準備開始 平成9年1月、2回目の「八尾つくしの会」臨時役員会開催後、仮作業所での開所準備と 並行させながら、新たな設置場所の検討も始まった。 町内の公共遊休地および建造物や空 き家等も検討はしてみたものの、やはり自分たちの想いを存分に形にあらわしていくため にも、「新たに建設する」という道を選んだ。 土地については、林会長所有地の話もいただいたが、幸い、会員でもあり、施設利用希 望者でもあった村上氏から、黒田にある土地(638u)を提供していただけることにな り、借りることにした。 1月18日のことであった。 これを受けて、1月31日、土地の 農振除外手続きを開始し、建設への第一歩を踏み切った。 建設地は、農免農道(当時は工事中)に面しており、今後、さらに発展が予想される好 条件の場所であった。 完成は、12月第一週の障がい者週間中という、嬉しいスケジュ−ルとなった。 ![]() 手前が工事中の農免道路、奥が建設予定地 (平成9年1月撮影) |