6月28日付 独り言
読書感想
今回は、読書感想を書こうと思います。といっても、まともに書くのは小学校以来ですし、文章が
上手くありません。でも、皆さんに良く伝わったらな、と思って書きます。
読んだ作品は、「フォウ・ストーリー そして、戦士に」という作品です。
今現在読んでいる最中の方や、これから読もうと思っている方は、これより先は読まないほうが
いいと思います。ストーリーに関することが、書いてあるからです。先を知ってしまうと、お話が面白
くなくなりますので、それでも見たいという方はこのまま続けて読んで下さい。
この作品は、フォウがムラサメ研究所に来てから、サイコ・ガンダムで出撃するまでの1年間を書
いた作品です。そして色々な事で驚かされた作品でもあります。
まずフォウが、「東洋系の顔立」ちということです。出身がどうもトーキョーらしいので、おそらく日
本人だと思われます。意外な話なので、かなり驚きました。(ただ、作品の中でフォウが日本人、と
明確に書かれている訳ではありませんので、あくまで私の推測です)まさかフォウが、自分たちと同
じ日本人だったなんて思いもしませんでした。
次にフォウが、ムラサメ研究所に来る前から記憶が無いということである。私は「ムラサメ研究所
に来て、強化人間として精神操作を受けて記憶を奪われた」と思っていたが、違っていたのです。
フォウは、研究所に来る前に既に記憶喪失だった、ということです。一年戦争の際に、外的か心
的かわからないが一切の記憶を失っていた、というのです。
そして自分の本当の名前まで忘れてしまって、「一人で生きてゆこう」と誓った戦災孤児だったの
です。記憶喪失の原因が、Zガンダムのもう一人の強化人間、ロザミア・バダムと同じ一年戦争だ
ったのです。ただ違うのは、ロザミアは「コロニー落しを目の当たりにし、それがトラウマ」になって
記憶喪失になった、ということですが、フォウは「コロニー落しが原因で戦災に遭い」家族と離れ気
が付いた時は記憶が無かった、ということです。二人の強化人間が記憶喪失の点で共通していた
なんてビックリです。
「確かにあんなアブナイ研究所の実験には、戦災孤児が一番適しているな」と私だって思いました。
皆さん「異常な考え」とお思いでしょうが、以前私が読んだ小説で、「ある重要人物を長生きさせる
為に戦災孤児を誘拐して、その子供の心臓から秘薬を作る」という作品もありました。(この作品自
体、魔術、呪術めいたオカルトな作品だったので違和感はありませんでした。もちろん記述のみで、
具体的なこと(ようするに『グロい』こと)は書いてありませんでした) いつの時代も、そんなことを考
える人っているのですね・・・。
そして、これが最大の驚きでした。なんと被験者ナンバー005が、「ジル・ラトキエ」だったことで
す。この名前に、聞き覚えがありました。しかし、最初は思い出せませんでした。ジルが自らの過
去を話すシーンで、やっと思い出しました。あのジオンの女スパイ、「ミハル」の弟だったのです。
名前を聞いても思い出せなかった自分の記憶力が、「そろそろ、もうろくしてきたな」と思うと同時
に、あのミハルの弟が実はムラサメ研究所にいたとは・・・、とこの小説を買って正解と思いました。
ジルは自らの過去を語った後、フォウと・・・。まあ色々あるのですが・・・。この先は小説を読ん
でみて下さい。これ以上書くと、本の内容になっちまう。(もう結構、内容を書いてしまったが・・・)
「強化人間の話なので、決していい話では終わらない」と読む前からわかっていたのですが、予想
通りの結末になるなんて・・・。強化人間の運命っていつも悲しいです・・・。
おまけの独り言
フォウは9、10歳の時髪が長かった様です。ロング・ヘアのフォウってどんな感じだろう・・・。
ロング・ヘアって好きな髪形だし、首のあたりで一つに結っていたらスゲー似合うと思う。
あと、三つ編み(2本じゃなくて1本)とかも・・・。
(つーか、本当の感想はそれだろ、笑)
求む、イメージイラスト!(笑)
7/14 4姐さん宅のキリ番をGETしました。リクエストは「ロングヘアーのフォウ」(笑)
たぶん、こんなイメージなんだろうなぁ。
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