・平成16年12月 予算特別委員会


予算特別委員会
 平成16年12月定例会
  12月13日予算特別委員会にて質問
質問項目
1) 台風23号の被害と災害復旧について(5項目)
2) 子供110番の家について(7項目)
   
平成16年12月定例会・予特質問
・台風23号の被害と災害復旧について

 10月20日〜21日にかけての台風23号により、農林水産業や公共土木施設、県有 施設などに甚大な被害が及んだところでありますが本定例会におきまして、議員各位から のご質問や、当局におかれましても補正予算などその対応に全力で取り組んでおられると ころであります。
 そこで、今後の復旧やその考え方について何点かお伺いいたします。
 まずは、先般から新聞等にも報道をされている「JR高山線、猪谷〜飛騨古川間」が災 害から1ケ月以上のたった今も、復旧の見通しが立っていない状況についてでありますが  富山市議会自民党議員会からの陳情や今月20日には、富山地域7市町村の関係者の皆 さんが現地視察を実施され、要望活動もおこなわれることとなっております。

  (1)まず、IR高山線の猪谷・飛騨古川間の災害の現状について、生活環境部長にお伺 いいたします。

確かに、この路線は常に河川災害等の危険性があり、たびたび災害が発生しているところ であります。 しかし、飛騨市からの通勤、通学をはじめ日常的な富山市への往来や、中京圏からの観光 客の受け入れには重要な路線である。 1部の関係者からは、宮川の皆さんにお叱りを受けるかもしれませんが、最近報道されて おります神岡線の廃線に問題に絡めて、神岡町から飛騨古川への新規路線のほうが、復旧 をするより現実味があるのではといった声も聞かれるほど、復旧を危惧する声があります。

(2)復旧にむけて、今後、どのようなに関係者の協議が進められるのか

県内の災害ではないにせよ、先ほど述べましたように、人的・経済的効果があることや現 在の地震による信越線などの現状等、不測の事態を考えたとき早急な復旧が必要と考え

(3)石井知事には就任早々、ご苦労が多いわけでありますが、富山県にとって重要な鉄 道と認識しており、幅広く中部圏全体の課題として、尽力頂きたいと思いますが所見をお 聞かせ下さい。
今回の災害のなかで、他県において避難勧告の遅れなどの緊急時の対応についても、色々 と指摘がされております。
本件においては、防災マニュアルやハザードマップの作成等々、対応が進められておりま すが、災害時や災害のおそれがある場合の防災情報や災害情報などをいかに早く、しかも 確実に住民に伝えることが重要であり、その伝達手段や方法も複数であるべきと考えます。 幸いにして、本県のCATVの世帯カバー率が99.8%となっており、本年度末には全 県が網羅されることとなります。
また、平成16年6月末の世帯加入率は47.6%となっております。
この利点を最大限に生かし

(4)災害時の情報伝達手段の一つとして、ケーブルテレビの活用が考えるがどうか、取 組状況について経営企画部長に伺う。

次に、同じく23号台風による災害についてでありますが、地元のことについて、今後の 対応等について若干ご質問を致します。
 八尾町の南部地区におきましても、特に山間部を中心に国道・県道及び林道の決壊や山 腹の崩壊、河川における護岸などの施設の決壊など甚大な被害が出ております。
 その復旧に全力で取り組んでいただきたいと思いますが、なかでも、国道471・2号 の大長谷、薄尾及び中山地内において大きな土砂災害において道路が寸断され、町道の土 砂災害とあわせて、21日ほぼ終日、大長谷地区が孤立するといった状況でありました。  幸い、土木部、農地林務部の皆様、特に富山土木センター、農地林務事務所の皆様には、 現場の事情を熟知いただいており、積雪時には迂回路がないことから早急な対応を取って いただき、町はもとより、住民の皆様も一安心されたところでありますが、
 特に、土木センターにおいては、国道の仮復旧を終えていただいたようであります。

(1)ここで今一度、災害状況と復旧方針について土木部長、農林水産部長にお伺いが致 します。

(2)山腹の崩壊により、堆積した相当量の土砂は復旧工事のなかでどのように処理され るのかについても土木部長、農林水産部長にお伺いいたします。

同じく、災害現場は企業局の第1発電所に隣接しており、聞くところに寄れば現在、発電 が中止されているようでありますが

(3)新大長谷第一発電所災害の現状と今後の発電業務への影響について企業局長にお伺 いいたします。

(4)また、私ども素人目ではこの土石流によって、中山ダムに相当量の土砂が堆積して いると想定されますが、現状はどうか

大長谷地区においては土砂の処理方法について、この路線には未改良区間が多いこと事か ら、土砂の埋め立てによる道路改良ができなかとの要望をきいております。
土木部長には、是非ご検討を頂きたいと思いますが要望とさせていただきます。
同様に企業局に対しましても、従来から取水口付近の土砂搬出に際しての土捨て場の協力 を行っているとこるであります。
また、逆に町事業の推進にあたり、土盛りや用地の借り上げなどご尽力いただいていると ころであります。

(5)この処理にあたっては、町や地元と充分な協議し、地元へ有効に活用していただき たいと考えますが企業局長にお伺いいたします。

   県当局のご尽力に感謝すると共に、早期の復旧にご尽力賜りますようお願いいたします。

子供110番の家について
次に、相次ぐ児童が犠牲となる痛ましい事件が続発するなかで、全国で取り組まれておりま す「子供110番の家」の現状についてお伺いいたします。
先般、奈良県において小学校児童が下校途中に誘拐、殺害された事件のように、何の罪も無 い子供たちが危険にさらされる事件が多発しており、全国的にも、警察はもとより、学校P TA、地域が一体となった防犯パトロールの実施や、情報提供など多岐にわたって、子供た ちの安全確保の取り組みがなされております。
平成14年には自民党の横山議員が、また、先般の9月9日に開催されました教育・警務常 任委員会のなかで渡辺副委員長が、「子供110番の家」について質問をされております。 重複する点が多いかと思いますが、何点かお聞かせを頂きたいと思います。
 まず、この問題を取り上げる背景と致しまして、

1) 名称や運用またPR方法に統一性がなく、広範に移動する子供たちにとって「11 0番の家」が認識されない危険性があること

2) 発足当時は、各発案者や関係者の主体的また個性的な取り組みとして成果を上げて いたが、PTAがまったく関与していない状況があったりとか、地域全体の中での認知され ていない現状があること

3) 「110番の家」自体がその認識が薄いケースがあることと、非常時におけるマニ ュアル等が統一されているのか

などの、課題が指摘されているところにあります。
そこでまず、先般に委員会のなかで生活安全部長が答弁されております、平成14年3月か ら新規の設置の際の「子供110番の家」の名称を盛り込むことや、表示のないものについ ての追加に取り組んでいると伺いましたが

(1)平成14年度以降の設置状況や「子供110番の家」の表示追加状況、地区防犯協会、 PTA、自治会などの推進母体への協力要請状況について、県警本部長にお伺いいたします。

また、実際に

(2)緊急時に子供が駆け込んできたときの対応や緊急連絡体制、生命に危険が及ぶケース における緊急避難措置などについて、どのように周知・徹底されているのか、県警本部長に お伺いいたします。

また、最近特に身近に凶悪事件が多発するなかで、

(3)万が一、駆け込まれた家の住民に危害がおよぶ事件がおきた場合、その保障制度はど の様になっているのか、県警本部長にお伺いいたします。

実際に、

(4)学校現場において、子供たちに対して「子供110番の家」をどのようなに周知して いるのか教育長にお伺いいたします。

一連の質疑を踏まえ、各地域において運営母体にバラツキある現状のなかで、今後、たとえ ばPTAや防犯組合、警察組織などの母体の統一をはかり、子供と地域、関係機関の連携の 強化、さらにマニュアルの作成やシステムの統一が必要と考えますが

(5)県においては、教育関係者、学識経験者による「児童生徒の安全対策会議」が本年6 月28日に設立されておりますが、こうした、「子供110番の家」の問題等についても議 論がされているのか、教育長にお伺いいたします。

(6)また今後、全県的に「子供110番の家」の認知度を高めるためのPRが必要と考え るが県警本部長に伺います。

石井知事は、今定例会の我が党の代表質問で、「安心・安全のまちづくり条例」の制定に意 欲を示されておりますが、通学路の安全確保において縷々申し上げてまいりました、「子供 110番の家」の問題も大きな視点と考えております。

(7)そこで、今後「子供110番の家」の充実についてどのように考えているのか県警本 部長に伺います。