県議会農林水産委員会行政視察
11月12日から14日にかけて、県議会農林水産委員会の行政視察を行いました。
11月12日(月)
(有)平田観光農園
平田観光農園は、ブドウ、梨、桃、イチゴなど一年を通じて四季折々の果物を栽培している大規模な
観光農園です。
会長の平田克明さんは、農産物の試験・研究員としての公務員生活から退職し事業を始められました。
特に、「四季を通じて多角的な観光農園を展開する農村交流のカリスマ」として国土交通省から認定
されており、農林水産祭園芸部門の天皇杯や日本農業賞大賞を受賞されるなど活躍をされております。
今日様々な分野で食に対する信頼が失われるような偽装事件等が多発するなか、食の安全・安心の
確立のため消費者との交流や自然体験を通しての食との関わりに情熱を燃やしておられます。

11月13日(火)
(株)秋川牧園
秋川牧園は、農業生産では日本で初めて株式上場し、消費者の声を聞きながら「口に入るものは間違い
があってはならない」という基本理念のもとに、食の安心・安全に挑戦されています。
事業としては、鶏卵・若鶏・加工冷凍食品・チキンスープ・健康牛乳や牛肉・豚肉そして無添加野菜など、
農家との契約栽培や自社工場による生産、さらに宅配事業を行うと共に消費者との研修の場などを企画し、
食の安心・安全などの啓蒙普及に積極的に努めておられます。
秋川会長は、「安心・安全を追及すればコストが上がるのは当然なことであるが、バランスの良い食生活
をすることで食費への負担は軽減できる」と一層の取り組みに決意を表されていました。
11月13日(火)
道の駅仁保の郷(仁保地域開発協議会)
仁保地域開発協議会は、自治会や農協、婦人会などが昭和45年に結成され、住民自らが運営する、
道の駅仁保の郷は都市住民との交流拠点施設であると同時に、市役所支所、郵便局、農協店舗、
公民館やバス停などが集まっており、ワンステップ・サービスが実現しています。
平成13年には、農林水産祭むらづくり部門の天皇杯を受賞されています。
特に、地域の発展のため県や市の事業に対しても地域のビジョンを明らかにし、住民主体で取り
組んでおられました。

11月13日(火)
あぶらんど萩農業協同組合
コメ余りによる米価の下落、担い手の高齢化と後継者不足、農産物の輸入拡大など、農業を取り
巻く環境は年々厳しさをましています。
こうしたなか、農産物のブランド化やエコやまぐち農産物認定制度などにJA・県が一体となって
取り組んでいます。
特に、視察前日の12日にあぶらんど萩農協管内で生産するコシヒカリ、ブランド名は明治維新に
深く関わった土地柄らしく「維新伝心米」を台湾へ輸出する出発式が行われていました。
農産物の輸出については、様々な取り組みがされておりますが現状では収益というより、PR費と
いった現状だそうですが、将来の投資として大手スーパーと提携を結び実施しています。
11月14日(水)
下関市地方卸売市場唐戸市場
下関漁港はフグの漁獲高日本一で「下関のフグ」はブランドを確立しています。
下関漁港には、漁港市場、唐戸市場、南風泊市場の3つの市場があり、フグの市場、養殖・
沿岸物市場そして沖合物市場と機能分担し、連携しながら効率化を図っています。
平成16年12月には、漁港施設の民間事業者への貸付を可能にする国の構造改革特区の認定
を受け活性化に取り組んでおられます。
捕鯨など遠洋漁業の衰退や対岸の北九州、福岡などの地域間競争の激化の中でアンコウの
ブランド化など新たな挑戦をされていました。
