委員会報告(H20.1.21)



農林水産委員会及び県内行政視察報告

委員会

所管行政の報告及び質疑

「富山赤71号」
県では農業技術センターにおいて、全国ではじめて「コシヒカリ」の玄米の色を赤くし 健康志向に対応した水稲新品種「富山赤71号」を育成し、国へ品種登録の出願を行いました。
品種の特徴として、玄米の色が赤く従来の赤米(古代米等)に比べて、色つや・食味が良い。
また、赤米の色素としてポリフェノールの一つであるタンニン系色素が多く含まれており、 今後さらに改良を加え富山県の特産品として生産・普及拡大に努めようとするものです。

「越中とやま食の大国フェスタ2008−冬の陣―」
富山の冬の味覚を県内外にアピールするとともに、厳冬のさなかに富山県の元気を発信する ため開催を計画するものです。
冬の陣は、2月9(土)・10(日)の両日、高岡市を中心として開催されます。

「農政改革三対策の見直しについて」
国(農林水産省)では昨年12月21日に「農政改革三対策の着実な推進について」を決定し、 地域等の実態に即し必要な改善等を行うこととしました。

品目横断的経営安定対策
面積要件の見直し(市町村特認制度の創設)
認定農業者の年齢制限の廃止・弾力化
集落営農組織に対する法人化等の指導の弾力化

予算措置関係
収入減少影響緩和対策(ナラシ)の充実

手続き関係
農家への交付金の支払いの一本化、申請手続きの簡素化等
用語の変更による誤解の解消

(例)
品目横断的経営安定化対策→水田畑作経営所得安定対策
ゲタ→麦・大豆等直接支払
緑ゲタ→固定払
黄ゲタ→成績払
ナラシ→収入減少補てん
などに変更

米政策改革
行政と農協系統等が連携して、全国道府県で生産調整目標を達成するよう全力をあげる。

  生産調整実施者メリット
   20年度の産地づくり交付金の配分に、19年度の生産調整の取組実績を配慮する。  

  目標未達成の都道府県・地域・農業者への対応
   産地づくり交付金や各種補助事業・融資、その他産地づくり対策にペナルテイを検討。

農地・水・環境保全向上対策
活動組織の提出書類の大幅な削減など、事務手続きの簡素化。

県内行政視察

くろべ漁業協同組合
「魚の駅生地」は、地元の漁師さんが獲った魚を直売する「とれたて館」と、その新鮮な 魚介類を使った浜料理を、地域ブランドの登録許可を受けた黒部米などとともに味わえる 「できたて館」からなる、くろべ漁協の直販施設で、県内外から大勢の方々に親しまれています。
また、石田フィッシャリーナの管理業務も行い、都市と漁村の交流の推進に貢献されています。

(株)四十物(あいもの)昆布
富山県は一世帯あたりの昆布消費量が日本一であり、県民にとって昆布は、日々の食生活 に欠かせない食材です。
昨年度、県では「食のブランド」の育成・確立に向けて、「とやまの食の街道」として 3つの周遊ルートを設定しました。 そのなかの「日本の味・とやま昆布街道」があり、四十物昆布も東廻りルートの1つと なっており、社長の四十物直之さんには食の語り部として活躍していただいています。

農事組合法人 寺坪営農組合
寺坪営農組合は、優良担い手表彰における集落営農部門で平成17年度の農林水産大臣賞 を受賞されています。
県東部ではいち早く協業経営による集落営農に取り組まれ、他の地域の模範となるなど、 地域農業の発展・活性化に貢献されたことが評価されています。
また、昨年5月には農業生産法人とされ、さらに生産コストの低減や桃の生産による複合 経営・農業所得の向上に取り組んでおられます。