問1 雇用問題について
(1)ワーキングプアと称される現象の原因であるフリーターを始めとする非正規雇用の増大を
どのように認識しているのか、知事の所見を問う。
「ワーキングプア−いくら働いても報われない時代が来る−」という著書によれば、働く
貧困層が年々増加する傾向にあり、若者層の雇用問題は深刻な状況が続いている。
(知 事)商工労働部
(2)平成16年7月に「ヤングジョブとやま」が開所されて以来、今日までの経過を
どのように評価しているのか。また、国による高齢者の雇用対策として様々な助成制度があるが、
県内企業等の利用状況はどうか、問う。
若年層のためのワンストップサービスセンターの設置による就業支援や高齢者の定年引上げ等
奨励金など各種助成制度の創設による労働者や雇用者への支援が行なわれている。
(商工労働部長)
(3)若者の正規雇用の推進や高齢者の雇用について、県内企業との連携状況と、県における
取り組みについて、問う。
知事は日頃から都市圏で、県内企業への就職を呼びかけられているが、これらの成果を
あげるためには、正規社員における若年層の割合を高めることや高齢者の雇用確保への県内企業の理解が重要。
(知 事)商工労働部
問2 農業・農山村問題について
(1)今年度からスタートした品目横断的経営安定対策や農地・水・環境保全向上対策における
現段階での各地域の取り組み状況は県の当初目標と比較し、どう評価しているか。また、
今後の進め方について問う。
品目横断的経営安定対策は県内の申請件数が634件と北陸3県で最も高い現状にあり、
農地・水・環境保全向上対策は組織作りや非農家の参加の問題、事務手続きが煩雑であるなどの
理由から、現時点では約700集落程度が取り組んでいると認識。
(農林水産部長)
(2)「富山県農業・農村振興計画」が策定され、その施策目標が「「いのち」と「くらし」を
守る元気な農業と魅力ある農村の実現」とされているが、中山間地域における元気な農業と
魅力ある農村づくりのためには、高齢者や人口減少が進んでいるなど地域の実情を十分勘案し、
地域の実情に応じた課題に柔軟に取り組める施策とするべきと思うが、知事の所見を問う。
(知 事)農林水産部
(3)石井知事を本部長とし、市町村長、経済団体の代表や有識者で構成する「くらしたい国、富山」
推進本部の設置を検討されているが、その内容と今後の取り組みについて知事の所見を問う。
農業・農村の発展を視野に入れ、農地・水・環境保全向上対策やグリーンツーリズムの推進、定住・
半定住の促進に努力をされている。なかでも定住・半定住の促進は重要な課題であり、「帰農塾」
の開催など積極的に取り組まれている。
(知 事)知事政策室
(4)農山村における、生活習慣や制度等の相互理解と耕作地等の斡旋、特に不在地主の土地の
賃借などをサポートする第三者機関を設置し、円滑な定住、半定住や農業従事者の拡大を目指す必要が
あると考えるが、どうか。
過去には、農業の出来る土地を求めて定住や半定住の住民が一時的に増加した集落も多くあったが、
農業への取り組みの考え方の違いや地域の風習・習慣や制度などの行き違いから、色々なトラブルが発生している。
(農林水産部長)
(5)農道舗装や水路整備等の県単事業において、年度予算が年々減少しているようだが、今年度の
要望に対する採択状況はどうか。また、今回採択されなかった箇所について、どのようにしていくのか。
施設の老朽化が著しく、早い整備が望まれる。
(農林水産部長)
問3 有害鳥獣対策について
(1)先般、開催された、富山県有害鳥獣捕獲体制検討委員会において、狩猟の担い手確保策を決定
されたようだが、県内のハンター実態や検討委員会での議論の概要について、問う。
人と野生動物の共生、狩猟活動により被害を最小限に食い止める対応が重要な時期に来ていると考える。
(生活環境文化部長)
(2)福光射撃場の現状と今後の改修の見通しについて、問う。
ハンターには危険が伴うことから、従来からも猟期前に主体的に実演等を行なっているが、現在、
県福光射撃場が鉛土壌汚染の対応の為使用できない状況になっており、各市町村猟友会の皆さんが隣県へ
出掛けているといった実態もある。
(教育長)生活環境文化部協議
・北日本新聞より掲載
・富山新聞より掲載