「たけしま食品」 昭和28年から八尾町で創業し昭和55年から、現在の竹島社長が県産大豆に こだわり豆腐づくりを行っています。 懇談のなかで竹島社長は「県産大豆は甘みが強く、豆腐にするとまろやかな味に仕上がる」 また、「大豆は富山の風土に適している。農家の皆さんにもっと作付けしてもらえるよう、 県産大豆にこだわり消費者にPRしたい」と熱く語って頂きました。 近年、県産大豆の等級が低く県においても、地力の向上や排水の徹底を生産者に呼びかける と供に品種改良などに取り組んでいますが、特に、昨年一昨年の不作により廃業をも考えた とのことであり、地産地消や食育など県内での取り組みに一矢を投じられた思いがしました。 また、今後の農政のあり方についても色々なことが必要ではあるが、特に県内高等教育機関 における農業科・学部を充実し、若者に農業・農政をしっかりと植え付けることが必要である との考えもお聞かせ頂き大変参考になりました。 「あしたに山荘」 古くて新しい町づくりー風土(フード)プロジェクトー 八尾町には養蚕業によって栄えた歴史があります。 町において養蚕業が始まったのは17世紀末、江戸時代中期元禄の頃といわれており、強い 風邪の吹く八尾の町の地形が養蚕業に適していたことや富山平野から岐阜県飛騨地方に続く 街道の要地でもあったため、養蚕農家は次第に増大し文化10年(1813年)ごろにはなんと 日本の生産量の約1/4をも生産したと言われた町です。 越中おわらや曳山などの町民文化もこうした養蚕業の反映の証といって過言ではありません。 こうした八尾の地において「桑deルネッサンス研究会」が結成され、荒廃する中山間地を 利用し桑を栽培し、桑の葉を使ったソバやお茶、ケーキなどの商品開発や収穫や山村生活の 体験などの交流事業を展開しようとするものです。 この桑の葉は古来中国において薬草として重宝されていました。桑の葉にしか存在しない デイキシノジリマイシンという成分は、糖尿病などの生活習慣病の予防・改善が期待され注目を集めています。 懇談した「桑deルネッサンス研究会」井野下代表、同事務局長で「(社)フォーレスト八尾会 おわらの里・ふれあいホーム・すみれ工房」村上施設長や「あしたに山荘」中邑代表は、 「八尾の文化や歴史を大切にし中山間地の良さや桑の効能などを理解してもらい、地域の活性化 の一翼を担いたい」と意欲を燃やしておられます。