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3月1日(土

 楽しみにしていたイワナ釣りの解禁日。ホームグランドの大長谷川に行ってきました。朝、4時に自宅を出発し、5時前にはいつもポイントにたどり着き、車を止め、しばらく車の中で待機。外はボタン雪がしんしんと降り続き、とても釣りをするような状況でありません。それでも、せっかくの解禁日にここまで来たのだからと勇気を振り絞って6時すぎには川に降り立ち、冷たい水の中で川虫をとって、6時30分頃に今年始めての第1投の竿を出します。しかしながら、竿にはまったくの反応なし。降りしきる雪の中、膝上まで沈み込む雪を上を歩きながら、釣り上がりますが、昨年、面白いように釣れたポイントはさっぱりイワナが出てきません。そのあと、寒さに震えながら釣り続け、8時頃に小さな堰堤の下で、22cmくらいのイワナが1匹だけ連れました。そこで、もう釣りはあきらめ納竿。最悪の解禁日でした。やはり今年は例年の3月とくらべ、、残雪が多く、寒さが厳しいので、イワナがなかなか出てこないようです。


3月2日(日)

 昨日のリベンジを果たすべく再度、大長谷川にチャレンジ。今回は小学3年生の息子を連れての釣りです。本当は一人で釣りたかったのですが、息子がどうしても行きたいというので、しかたなく、連れて行きました。息子を連れていくと決めた時点で、もう自分の釣りはできません。息子にいかにイワナを釣らせるかという親バカ心が出てきて、自分の釣りに集中できないからです。
 さて、この日も朝4時に自宅を出発し、5時前にはポイント近くの道路上の車の中で待機。息子は毛布をかぶってすやすや眠っています。6時すぎに明るくなってきたので、川に降り立ち、川虫採り。昨日とは違って晴天ですが、そのぶん寒さが一段と厳しく、手がかじかみ、川虫を思うように取れません。息子と協力しながらなんとか川虫をゲットし、いよいよ釣りを開始。
 いきなり、小さなポイントでメダカクラスのイワナが2匹釣れ、これはさいさきのいいスタートだと思ったのですが、その後、私の竿には全くアタリなし。息子のほうは、しばらくしてから、いきなり強いアタリがあり、釣り上げてみれば、 26cmのイワナ。息子はおおよろびです。さっそく、記念撮影をしてキープ。そのあと、かなりの残雪がある河原を歩き、釣り続けますが、なかなかアタリはありません。途中で小さなポイントでまた、息子が20cm弱のイワナをゲット。私のほうはさっぱり。
 そして、本日のメインのポイントである大きな堰堤の下のプールを二人で釣り始めると、また、息子の竿に大きなアタリ。竿が大きくしなり、なかなか大物の感じ。しかしながら、腕がまだ未熟な息子はそのイワナをばらしてしまうという結果に終わりました。 
 そのあと、二人で車に戻り、車で他のポイントを狙いましたが、いつもなら釣れるポイントもまったくアタリがありませんでした。結局、二人で大長谷温泉に浸かり、そのあと、家路に向かいました。途中、国道に雪崩があり、手で雪を除かなければならない事態になりました。3月に大長谷川に行く方は必ず車にスコップをのせておきましょう。


 息子が最初に釣った26cmのイワナ                   



息子が釣った2匹目のイワナ




3月15日(土)

 2週間ぶりに大長谷川にイワナ釣りに行ってきました。この2週間の間に多くの釣り人に狙われているので、釣果はほとんど期待せずに行ったのですが、第1投目でいきなりキープサイズのイワナがヒット。そのあとはヤマメがヒット。なかなかさいさきのいいスタートです。しかし、そのあとはまったくアタリなし。2時間ほど釣り上がり、あきらめて止めた車のところに戻り、場所を変えようと思いながら、しつこく止めた車の近くの頭首工の下の水溜りでしばらく粘ったら、27cmのイワナがいきなりヒット。そのまましつこく粘ったたら、ヤマメとイワナが立て続けに釣れました。解禁日から多くの釣り人に狙われているポイントですが、昨日の雨のせいかイワナの食いがいいようです。
 そのあと、場所を変え、上流のほうで深いポイントでしつこく粘ったら、なかなかいい釣りが出来ました。最終的にはイワナ9匹、ヤマメ2匹、カジカ1匹の釣果でした。そのうち5匹をキープさせていただきました。今年始めて気分よく満足のいく釣行となりました。帰りは大長谷温泉で汗を流し、気分よく家に帰りました
 ところで、雪深い大長谷にも春が近づいているようです。雪が溶けた河原にはフキノトウが顔を覗かせ、猫柳の芽も膨らんできました。雪代が流れれ出したこれからが渓流釣りの本番のようです。この時期のポイントは深い水溜りでしつこいくらいに粘ることがいい釣果につながるようです。

ヤマメ


カジカ


本日のキープ


川の様子



3月23日(日

 1週間ぶりに再度大長谷川に行ってきました。今回は庵谷より上流のポイント狙いです。庵谷から岐阜県に向かっての国道は除雪がされていないため、スキーを履いての釣行です。除雪されていない道路は釣り人の踏み跡だらけで解禁日から多くの釣り人が川に入り込んでいるようです。道路のところどころが雪崩により川まで一直線の斜面になっているので、そのような場所はスキーをはずさなければならないので、なかなか大変です。朝のうちはかなり雪がしまっているので、ひとたび足を滑らせれば川までそのままドボンです。
 約1時間スキーで歩き、6時ごろから川虫を採り、7時ごろから釣りを開始。上流部はかなりの雪が残っており、竿を出せるポイントは決まってきます。最初、小さなプールで立て続けに5匹を釣り上げ、さいさきのいいスタートです。ただ、すべて20cm以下のイワナばかりですべてリリース。なかなかキープサイズは釣れません。そのあと、粘りながら上流へと釣り上がりますが、釣れるのは、型の小さなイワナばかりです。最後に本日のメインである滝壷で粘りますが全然当たりなし。いつもなら必ず釣れるポイントなのですが、さっぱりです。昨日歩いたばかりの踏み跡があるので、その人が釣ってしまったのでしょうか。
 最終的には、イワナを18匹を釣りましたが、キープしたのは22cmほどのイワナを2匹だけという結果になりました。大きいサイズは先に釣りに入った人にすべて釣られてしまったのか、それとももう少し春が近づかなければ釣れないのかわりませんが、安全面も考えると、やっぱり、上流部はもう少し春が近づいてから釣りに行ったほうがよさそうです。


4月21日(月)
 
 約1ヶ月ぶりのイワナ釣りに行ってきました。3月下旬から4月上旬にかけて春祭りの獅子舞の練習や集落の用水清掃などで土・日がほとんど潰れたので、有給休暇をとってのイワナ釣りです。平日なので、他の釣り人との場所取り合戦もせずにのんびりと釣りを楽しんできました。
 ポイントは前回行った場所と同じの大長谷川の上流部。約50分ほど国道を歩き、朝6時30分に釣りをスタート。川は雪代が入り、かなり増水していて川を渡るのもひと苦労です。第1投でいきなり25cmサイズのイワナがヒット。第1投目でイワナがヒットするのは始めてです。さっそくそのイワナをキープし、釣り上がります。川は増水しているので、大きな岩の下の水が淀んでいるところを狙うと、かならずイワナが出てきます。型は小さいものばかりですが、自分が狙ったポイントで釣れるのはなかなか気持ちがいいものです。しかし、いつものコースどおり滝まで釣り上がりたかったのですが、増水がひどくこれ以上釣り上がるのは危険と思われたので、途中であきらめ、斜面を攀じ登り、国道に出て、猿越ダムの上流部を狙うことにしました。しかし、ダム上流部のほうも水が多く、かろうじて道路から安全に降りることができる場所だけで釣りをしましたが、小さい岩魚が1匹釣れただけでした。やはり、この時期は雪代が出て増水しているので釣りは厳しいようです。
 そのあと、車のところまで戻り、集落内の小さな堰堤の下で釣れないだろうと思いながら粘っていたら、いきなり28cmのイワナがヒット。久しぶりの手ごたえを味わいながら取り込みました。道路からすぐに入れるポイントで、解禁日から多くの釣り人に狙われているポイントなのですが、運よく私の針に食いついてくれました。
 最終的にはイワナ15匹(うちキープは4匹)の釣果でした。天気にも恵まれ、久しぶりに気持ちのいい釣りを楽しめました。

 ところで、この時期は雪代が入り、かなり増水していますので、上流部に向かって釣り上がる釣りは厳しいようです。通常の釣りを楽しめるのはゴールデンウィーク明けぐらいでしょうか?

川の様子



本日のキープ



4月29日(火)

 GWが始まり、息子と久しぶりに大長谷川にイワナ釣りに出かけました。雪解け水が入り、川が増水しているため、川を渡らずにすむポイントを選んでの釣りです。朝、5時30分頃から釣り始め、6箇所のポイントを狙い、午前中で息子が3匹、私が6匹の釣果でした。解禁日から多くの釣り人に狙われているポイントばかりなのですが、小さい岩魚ばかりでしたが、なんとか釣ることができて満足でした。最後のポイントで25cmサイズのイワナを手元まで引き寄せながら釣り落としたことが少し残念でしたが・・・・・。とにかく、息子も久しぶりにイワナの手ごたえを楽しめたようで、満足しているようでした。いずれにしても、朝の寒さにはまいりました。


5月5日(月)

 大長谷川源流部で竿を出しましたが、増水でなかなか思うような釣りができませんでした。なんとか28cmのイワナを釣りましたが、あとは型の小さいものばかり。餌の川虫も思うように取れず、苦労しました。道路から川に降りるときに崖を滑り落ち、岩の角で指と手のひらをざくっと切り、久しぶりに痛い思いをさせられました。


源流部の様子  まだまだ雪が残っています


本日のキープ



5月15日(木)・16日(金)

 あまりにも天気がいいので、15日の午後から休暇をとり、大長谷へ釣り&キャンプに行ってきました。大長谷温泉を過ぎてからは、国道が封鎖されているので、そこに自動車を止め、ザックを担いで国道を歩きます。明るい日差しを浴びて輝いている新緑の山々を眺めなら、国道を歩きます。途中の谷でザックを降ろし、川虫採り。解禁の頃と違ってオオヤマカワゲラをはじめ大きくなった川虫を簡単に採ることができます。ほどほどに川虫を採ったあとは、いつものキャンプ地をめざしてひたすら歩き、車を止めてから約40分で広い河原のキャンプ地に到着。速攻でテントを張って、午後4時から釣りを開始。この日の釣りは晩飯のおかず用にキープサイズのイワナを1匹釣ることが目的です。川はもう雪代も収まり、川の水もずいぶんと減って、もうフライでもイワナが釣れそうな状況です。結果的は約2時間の間に7匹、型は小さなイワナばかりで、かろうじて23cmの1匹をキープ。久しぶりに焚き火でじっくりと焼いて食べました。やっぱり、焚き火で焼いたイワナは最高ですね。自宅でガスレンジで焼いたものとはまったく味が違います。それにしても、山の中の誰もいないところで、一人で焚き火をして、ビールを飲む。こんな幸せはほかでは味わえません。一人で焚き火を見つめながらビールを飲んでいると、日常生活の雑多な悩みもどこかに吹っ飛んでしまいます。

 翌日の16日は朝4時に起床し、今回の目的地である猿越ダムの上流部に向かいます。連休の時と違って、川の水もかなり減り、ずいぶんと釣り易い状況となっています。釣り始めていきなり小さなポイントで27cmのイワナをゲット。そのあと、同じポイントで25cmのイワナをもう1匹。さいさいのいいスタートです。今日は大釣りの予感がします。ところがそのあとは釣れそうなポイントでも全くアタリなし。約30分ほど釣り上がってからやっと釣れ始め、結果的は10匹釣れました。本当はもっと時間をかけて釣りたかったのですが、午後から仕事に行くことなっているので、8時30分には釣りをやめ、キャンプ地に戻り、速攻でテントを撤収して、自宅に向かいました。

 変則的な休暇をとったせいで、なんだかあわただしい釣行となりましたが、新緑の渓谷での釣りは最高に気持ちのいいものでした。なお、餌釣りは今回で最後にして、来月からはいよいよフライフィッシングの開始です。

本日のキープ 25cm〜27cm



6月1日(日)

 6月に入り、ついにフライフィッシングの季節が到来しました。今年始めての小手試しのフライフィッシングの場所はホームグランドの大長谷川を選びました。大物はなかなか釣れませんが、数が釣れるポイントです。今回は息子も連れての釣りです。緑が眩しい森の中を流れる渓流で、フライを流すと、なんのためらいもなく、イワナが飛び出してきます。久しぶりのフライですが、イワナが素直に食いつくので、あわせもなんとかOKです。予想どおり、釣れるイワナはリリースサイズばかりですが、それでもフライの楽しさを充分満喫できます。
 息子のほうは、まだまだ初心者ですが、それでも釣り始めていきなり20cmサイズのイワナをゲット。もう大喜びです。キャスティングはまだまだですが、合わせのほうは子供ならではの反射神経でうまく合わせているようです。
 

 まだまだ初心者の息子なのですが、なんと最後に尺イワナを一人で釣り上げました。小さなポイントだったのですが、息子のお気に入りの毛虫に似せて作ったフライに食いつきました。息子はもう大喜びです。記念撮影をしてしっかりキープ。私のほうは今年まだ1匹も尺イワナを釣り上げていないというに、初心者の息子に先を越されてしまいました。家に帰って、息子の釣ったイワナをメジャーで測ってみたら、31.5cmありました。息子にとって今日は記念すべき1日となったでしょう。私の今日の釣果はリリースサイズ8匹という結果でした。いずれにしても、天気に恵まれ、親子で楽しい一日を過ごすことができました。
 
カゲロウが飛び交う6月の渓流



フライで釣りをする息子


息子の釣った31.5cmのイワナ



6月7日(土)

ススタケ採りのあと、大長谷川で一人でフライで少し釣りをしました。小さい型ばかりですが、フライにバンバン出てきました。すべてリリースしました。






6月8日(日)

息子と二人で大長谷川の県境下流付近で釣りに行きましたが、息子が1匹、私が1匹という散々な結果でした。イワナがいないのか、フライにはまだ早いのか、腕が悪いのかわかりませんが、半日粘ってこの結果でした。それでも、大自然の中で、親子で源流歩きを楽しむことができました。

6月14日(土)

三週連続で、息子と二人で大長谷川でフライ釣りです。今回は庵谷付近での釣りです。釣果は私が3匹、息子が2匹という結果でした。春先にはたくさんいた岩魚も今の時期はほとんど釣れない状況です。もう、イワナは釣り人に釣られてしまったのかなあ。とりあえず、久しぶりの26cmサイズ1匹をキープさせてもらいました。息子のフライの腕はまだまだですが、合わせだけはなんとかうまく合わせれるようになったようです。

6月17日(火)

あまりにも好天が続くので、仕事をサボって平日フィッシングです。朝、2時30分に自宅を出て、野積川の源流ポイントに車を止めます。予想通りの1番乗りです。源流釣りの場合は釣るポイントを分けることができないので、入渓できるのは1組だけ。だから、どうしても1番乗りをしなければならないのです。車を止めて、明るくなり始めた4時頃から歩き始めます。約3時間ほど歩いて、7時頃に竿を出します。最近、人が入っていないのかイワナがどんどんとフライに飛びつき、面白いように釣れます。そして、釣れる型もたまに小さいものも混じりますが、ほとんどが25cm以上のイワナばかりです。そして、昨年、尺イワナを釣った同じポイントで今年もまた尺イワナがヒット。取り込みになかなか苦労しましたが、久しぶりにアドレナリンがどっと出てくるほどの緊張感でゲット。大きさは33cm。久しぶりの大物です。
 結局、この源流釣りで午前中に尺上5匹を含む25匹ほど釣りました。そのうち、キープしたのは10匹。ほんとうは家族6人分だけと思っていたのですが、あまりにもいい型ばかり釣れるので10匹もキープしてしまいました。そのほか、合わせ切れやかかりが浅くてフライからはずれたイワナ、合わせそこなったイワナも10匹以上いました。
 それにしても、この源流はいいですね。できれば、あまり多くの釣り人に入ってほしくない川です。このイワナのいる川を永遠に残したいものです。


尺イワナ







9月6日(土)

 約2ヶ月半ぶりにイワナ釣りに行って来ました。息子と二人での大長谷川でフライフィッシングです。朝9時頃から釣り始めたのですが、先行者がいたこともあり、さっぱりダメでした。かろうじて、私のフライに小さなイワナが一匹だけ食いついてくれただけでした。やっぱり、この時期のフライは厳しいですね。でも、途中で出会ったフライの釣り人に聞いてみると、小さいながらも釣れていたようでした。やっぱり私の腕が悪いのかなあ。それでも息子と二人で久しぶりの大長谷川を楽しむことができました。