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白木峰・小白木峰

1.日 時

 5月4日(日)〜5月5日(月)

2.コース

○5月4日    21世紀の森(4:45) → 白木峰山頂(7:50ー8:00) → 小白木峰(9:30ー9:50)
           → 大長谷第4発電所取水口(11:00)→(国道471・472号線)→県境 (テント泊)

○5月5日    県境 → (国道471・472号線) → 杉平 → 21世紀の森 

3.記録

 久しぶりの白木峰。今回はテントを担いでの小白木峰縦走コースです。朝、3時50分に自宅を出て、4時30分に21世紀の森に到着。4時45分にザックを担いで出発。久しぶりの重量感のあるザックがもうすぐ45歳になる身体にこたえます。考えてみれば、1泊2日分の食糧とテントが入ったザックを担いで歩くのは10年ぶりです。若い頃は30kgのザックを担いでも平気でしたが、さすがにこの10年のブランクと年齢の積み重ねが16,17kgくらいの重さもなかなかこたえます。

 さて、約40分くらいの林道歩きのあと、いよいよ第1登山道に取り付きます。この第1登山道の急登が白木峰登山の一番辛いところ。夏場ならば8合目まで車で行けますが、この時期は林道に雪があるためキャンプ場から歩くしかありません。久しぶりの汗をかきながらなんとか第1登山道を登り切り、第2登山道入り口に到着。第2登山道はブナの若木の森の中を通る快適な登山道。途中に残雪があり、歩きづらい箇所もありましたが、登山道脇に咲き始めているイワウチワの花を眺めながら快調に歩きます。8合目駐車場上の急な登りをなんとか登り切り、少し登山道を進むと、あとは頂上までほとんど残雪歩き。残雪のうえをジグザグに歩きながら約3時間で頂上に到着しました。

 頂上からは槍ヶ岳や穂高岳などの北アルプスの山々をはじめ、乗鞍岳や御岳、白山などの眺めが最高でした。この時期にここまではっきりと山々が望めるのも珍しいような気がします。ただ、風が強いため、頂上はあまり休まずにすぐに小白木峰の縦走路に入ります。小白木峰に行くのも何年ぶりでしょうか?たぶん、最後に登ったのはまだ独身で、愛犬のクロといつも山歩きをしていた頃ですから、たぶん平成5,6年。久しぶりの縦走路にワクワクしながら足を進めます。

 小白木峰への登山道は尾根沿いについていますが、この時期はほとんど雪が残っており、残雪を踏みしめての歩きです。東側に北アルプスの山々、西側に金剛堂山を眺めなら、ルートをはずさないように注意しながら歩きます。途中にあるブナ原生林を通り抜け、約1時間30分かかって小白木峰に到着しました。(小白木峰のピークはピークとは思えないようなところにあります。平らな登山道の途中に三角点の標柱があるだけ。眺望もあまりききません。)。

 小白木峰から県境の第4発電所取水口までは約1時間かかって辿り着きました。正直言って、この下りが一番辛くて死にそうでした。気温も上昇し、メチャクチャ暑い。そのうえ、最後の谷沿いの登山道の一部が崩壊しており、仮の道が付けてあったのですが、その道がほとんど斜面そのまままなので、歩き辛くてたいへんでした。

県境に下りてからは、その日は国道脇の河原でサイト。午後からは小坂谷でイワナ釣りをして晩飯用に25cmサイズを1匹キープ。翌日は朝から小雨が降っていましたが、大長谷川源流部でイワナ釣りを2時間ほど楽しみました。雪代が入り、増水していたため、充分な釣りはできませんでしたが、10匹ほどイワナが釣れました。
 釣りの後は、だらだらとゼンマイを探しながら国道を歩き、お昼頃に21世紀の森に到着しました。

 久しぶりの単独行の山行はなかなか気持ちのいいものでした。考えてみれば、独身時代はいつもこうやって一人で山歩きをしていました。それが結婚をして子供ができてからは、なかなかこのような自由な時間がつくれず、山から離れていました。しかし、最近は嫁さんにも子供たちにも相手にされなくなったきたので、もう一度原点に返って、今年は一人で山登りをします。

イワウチワ


白木峰頂上から望む白木小屋と仁王山


白木峰頂上から望む白山、金剛堂山、小白木峰への登山道


白木峰山頂付近と北アルプス


白木峰頂上から御岳を望む


小白木峰に向かう登山道にあるブナ原生林


小白木峰に向かう登山道から臨む白木峰


小白木峰頂上を過ぎた付近  



白木峰

1.日 時

 6月28日(土)

2.コース

 第2駐車場(8:40) → 第2登山道・ブナ林 → 白木峰山頂(10:00) → 浮島 → 白木小屋(12:20) →
 ブナ林   → 第2駐車場(13:00)
           
3.記録
 久しぶりに白木峰に行ってきました。ニッコウキスゲはまだ咲いていないと思っていましたが、けっこう咲いていました。若い頃は必ずニッコウキスゲの咲く時期に白木峰に登っていたのですが、ここ5,6年は大勢の人で溢れる雰囲気が嫌で登っていませんでした。今日は思ったよりも登山者も少なく、静かな雰囲気でニッコウキスゲが咲き乱れる白木峰を堪能することができました。また、ニッコウキスゲのほかにも、ゴゼンタチバナ、イワイチョウ、トキソウ、コバイケイソウ、ワタスゲ、コイワカガミ、ウラジロヨウラクなどの花が咲いていました。やっぱり、白木峰は花が似合いますね。なお、ニッコウキスゲの花の開花ピークは来週の土日くらいでしょうか?

第2登山道にあるブナの若木の原生林


第3登山道にあるブナの大木


葉緑素のない植物・ギンリョウソウ


山頂から浮島に向かう登山道


浮島


ニッコウキスゲ


ゴゼンタチバナ


ウラジロヨウラク


トキソウ


ワタスゲ


コイワカガミ


イワイチョウ


モウセンゴケ



金剛堂山

1.日時

 平成20年10月18日(土)

2.コース

 猿越ダム(8:50) → 登山道 → 金剛堂山・前金剛(11:00−12:15) → 登山道 → 猿越ダム(13:45)

3.記録
 久しぶりに金剛堂山に行ってきました。好天にも恵まれ、きれいに色づいた紅葉を楽しむことができました。紅葉は金剛堂山の中腹あたりが一番見頃でした。頂上からは剣岳、立山など普段見慣れている北アルプスの山々のほか、槍ヶ岳や穂高岳、御岳、白山などの眺望を楽しむことができました。それにしても、頂上にはたくさん登山者がいるのに、八尾側からの登山ルートで登っている人は私だけ。もっと八尾ルートをPRしないといけませんね。

登山道の途中から臨む金剛堂山


紅葉の中の登山道


尾根沿いの登山道


真っ赤に色づくモミジ


ナナカマドの実


道端に咲いていたリンドウ