平成十七年一月三十日に斎行された結婚式の様子です。
小雪がちらつく天候ではありましたが、風もなく穏やかな中、厳かに式が執り行われました。
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式が始まる前の式場(拝殿)の様子です。二人の巫女の他に、斎主と典儀(てんぎ=司会進行役)の計4人にて式を斎行いたします。参列者の前には縁起物と土器(かわらけ)の入った折敷(おしき)が置かれています。
小雪がちらほらと舞う天候のため、巫女が先導しながら赤い番傘を翳して歩きます。白と赤のコントラストが鮮やかです。
新郎の羽織袴姿、かなりきまってますね。とても頼もしく見えます。
白無垢に綿帽子を被った新婦がそろりそろりと進みます。
新婦の清楚な雰囲気が写真から伝わるでしょうか?
新郎新婦が揃って鳥居をくぐるところ。これから手水舎へと向かいます。
手水を取り終え、いよいよ拝殿へ入ります。拝殿の前には階段が何段もあるので、着物を着て上がるときには注意とコツが必要です。一段づつ一旦両足を揃えてから次の段に上がります。
着物や袴の裾は、新婦は前から合わせ部分をつまんで、新郎は後ろからたくし上げて持ちます。
誓杯の儀(三三九度杯)の様子。斎主が新郎→新婦・新婦→新郎・新郎→新婦の順に三つの杯を手渡します。そこへすかさず巫女が両側から同時に御神酒を注ぎます。
同じ杯で同じ御神酒を飲むことによって、お互いの魂を強く結びつけるのです。