18日(晴れ)、備品搬入と会場確認の後、空港へ大坂・石井・上村3氏を迎えに行き、もこさん、多田さん、沢田さんと雅樂倶にて合流。全員揃って昼食をとりました。この日は雅樂倶さんのご好意で全員こちらに泊めていただくことになっていたので、八尾でのリハーサル開始までくつろいでいただくことに。
 
沢田さんと、もこさんは八尾町巡りにお連れしました。おわら資料館を見学してもらってから城ケ山に上がって、町全体を眺めてもらいました。諏訪町通りでは車を降りて写真撮りながら歩きましたね、曳山展示館でCATVの取材を受けた沢田さん、この町のイメージを一言「ムーミン谷みたい・・」??ふむふむ。おみやげに「風」マークのTシャツ買ってらっしゃいました。
 サッカー日本VSトルコ戦が始まるってんで、会場へ戻り、私達は準備に、
the MOSTと沢田さんはリハーサルにとりかかりました。もこさんは、ずっとテレビの前でしたっけ?!残念ながら日本は敗れてしまいましたが、気を取り直して準備、リハーサルが続けられました。

 
もはるばる大分から駆けつけてくれたサラさんを駅まで迎えに行き、会場へ戻りましたが、もうすっかりお仲間ですね、待ってましたとばかり「サラさん、あれ書いて!、CDどう並べたらいいけ?」・・お疲れなのに人使いが荒くて本当に申し訳なかったです。お客様は6時頃から並びはじめました。そして予定の電車に乗り遅れたと連絡のあった越智順子さんも無事に到着。「はじめまして、実行委員長の武内です。」「まぁあ、仙人さんって言うからもっとお爺ちゃんかと思ってたら、意外とお若いのねぇ〜〜!!」オチジュンはホンマ気さくな人でありました。そうこうしているうちに7時、開場。みるみる埋まっていく客席を見ながら、今年も出来たんだなと思い、胸が熱くなるのを感じていました。
 
部は the MOSTのステージ。セカンドアルバムのオリジナル中心にしながらスタンダードも織り交ぜての小気味良い演奏が続きました。演奏者の気持ちが、思いが聴衆にビンビン伝わってくるステージ…、これがthe MOSTの醍醐味だな、多田さんも大坂さんも石井さんも上村さんもみんなスゴイ!みんなカッチョイイ!!イェーイ・・自然に声がでる、拍手が湧く。第一部、あっと言う間に終了。
 
部、いよいよゲストの沢田知可子さん登場!。いささか緊張のご様子、一曲目は「スイングしなけりゃ意味無いよ」。もこさんが登場して、多田さんと沢田さん3人のトークが始まった。紹介されての開口一番、「沢田知可子でぇ〜す、ここに居ちゃいけないと思ってますけど、すみませ〜ん」ん?そんなことないのに・・、やっぱり緊張してらしたのかな。2曲目はアンケートによるリクエストが一番多かった「ヨイトマケの唄」、ベティーブルーのテーマと絡めての演奏に会場はシーンと静まり返って、鼻をすする音も聞こえてきて・・、これぞジャンルを超えたコラボレーション。いいなぁ、・・今日のお客さんラッキーだぞ。3曲目「My Favorite ThingsTake Fiveメドレー」、変調の妙技、大坂さんのドラムソロが凄かった。そして沢田知可子とくればやはり「会いたい」は外せませんね、the MOSTが演奏する「会いたい(ジャズバージョン)」なんて最初で最後だよ、きっと。
 
ストはセカンドアルバムの「Orpheus」でしたが、、アンコールで聴かせてくれた「Fontana di TREVI」にはしっかりやられました。もう感激で胸がいっぱいに・・。私の一番好きな曲だったものですから・・。終演後のサイン会は長蛇の列、CDもたくさん売れました。多田さんの印税生活も間近?!


      the MOST Jazz In Yatsuo お越しいただいた皆様からのコメント

  jin69 さん
 感想は…いや〜〜良かったな〜〜!!心の準備も無く、構えるコトも無かったせいでしょうか、素直に演奏を楽しめました!第1部は「これぞJAZZ」って感じで、theMOSTのレベルの高い演奏テクニックとグルーブを堪能。第2部では、沢田さんとのコラボレーションで、楽しませていただきました。特に「よいとまけの歌」では、涙が溢れてしまい、危うくハンカチが必要になるところでした。以前深夜のTVで、美輪明宏さんが「よいとまけの歌」を紹介していて、はず歌詞ながらボロボロと泣いてしまったのですが、今宵の沢田さんの歌からは美輪さんに劣らぬSOULが伝わってきました。自分の持ち歌でもないのに、あんなに情感豊かに歌い上げる沢田さんは、ジャンルを越えて素晴らしいシンガーだと思います!終演後、生まれて初めて会場でCDを購入し、さらにサインの列にまで並んでしまいました。実行委員のみなさん、こんな素晴らしいライブを体験させてくださって、本当にありがとうございます。

 みーつけたっ!さん 
 the MOST&沢田知可子さん、八尾での楽しいひとときを、ありがとうございました。昨年は初めてのジャズだったので拍手のタイミングすらわからず、「ここでいいの?」って何度も思いましたが今回はゆとりでじっくりと聴かせて頂きました。第一部ではとても「クール」な印象を受けました、これは「冷たい」という意味ではなく「かっこいい」とか「決まってる」と言った意味合いが強いです。特に注目してみていたのは上村さんのベース演奏。タダセイさん達が楽しそうなのはもちろんですが上村さんはひたすら渋めに。「ジャン・レノ」と言うより僕はこの日の日本戦じゃないけど中田英寿 選手のような印象でした。沢田知可子さんのステージ、初めて見ましたがこちらも感動でした。「会いたい」も聴けてよかったです!まさに「一期一会」の言葉がピッタリのライブでした。皆さん、暖かいライブをありがとうございました!城端のおむすびも、ごちそうさまでした。

  ヤマシタユウコ さん
 本当にすばらしいライブありがとうございました八尾仙人さんをはじめとする実行委員のみなさん本当にお疲れ様でした 今年も楽しませていただきましたいよいよ来年は3年目! 今日から2002年も後半期に突入です八尾ジャズフェスティバルになるよう今から心の準備をしております番組でも私のようなジャズは好きだけど初心者という方のためにもこさんのおすすめの1曲! なんてカタチで、もこさんの思いや聞いたときの情景など含めて紹介していただけたらとってもはいり易いな、なんて思っているのですがいかがでしょう?

 ち上げは去年と同じ『ステーキ胡弓』で行ないました。出演者の皆さんへのお礼を述べ、実行委員の労をねぎらって、乾杯の音頭はもこさんにとってもらいました。打ち上げで飲むビールってなんであんなに美味しいんでしょう!!海の幸と胡弓のマスター心づくしのおもてなしは、いかがでしたか?・・実のところ私は何を食べたかほとんど憶えてないのです。
 尾に来たら「おわら」観せてあげたいですよね、今年も地元の有志が来てくれて、実行委員姉妹の女踊りに加え、男踊りも披露することが出来ました。去年の9月から三味線の稽古を始めていた私が初めて人前で演奏させてもらうというハプニングもあり、この日は思い出に残る一日となりました。「おわら」に携わる私達とジャズ演奏者達・・話が尽きないっていうのは、やはりどこか共通の何かを持ち、求めているのでしょうか?
 に、翌日ジャズでおわらをやってみたいとおっしゃる越智さんは真剣そのもの・・本物は初めてご覧になったはず、おわらのことについて質問責めでした。
 明日もあるから、そろそろ解散しましょうって声がかかったのは既に翌日のこと。雅樂倶からのお迎えバスに乗った出演者を見送り帰宅しました。帰ってからようやくサラさんとお話が出来ました。もう寝ましょかって言った頃には夜が白々としていましたっけ。