河西・山里便り 本文へジャンプ
河西集落の概要
 
 河西集落は富山市八尾地域(旧八尾町)の西部に位置する標高約150m〜200mの棚田が広がる中山間地域で、山田地域(旧山田村)と隣接しています。河西集落は5つの集落(天池、窪、尾久、竹ノ内、宮ヶ島)が合併してできた集落で、室牧川の西部に位置していることから、「河西」と名づけられました。
 
 河西集落では、かつては約30戸の農家が在住していましたが、中山間地域ならではの生活の不便さや豪雪により、過疎化が進行し、現在では21戸となっており、高齢化も進行しています。

 農地については、昔は農地の少ない集落でしたが、昭和30年代に井田川総合開発事業とあわせ、県営パイロットファーム事業によるほ場整備と農地造成が行われ、、現在は、室牧川から引いた農業用水を使って、約20haの農地でコシヒカリやソバなどを栽培しており、家庭排水がほとんど混入していない清冽な水と肥えた赤土で栽培された河西産コシヒカリは八尾町の中ではおいしい米の産地として知られています



       


  
















地域活性化に向けた取り組み

 河西集落では、平成12年度にスタートした中山間地域等直接支払制度にいち早く取り組み、交付金を活用して、地域農業の活性化に向けて集落一丸となって活動を展開しています。
 具体的な活動としては、従来の農業生産活動や水路農道維持管理活動に加え、美しい農村景観を形成することを目的として、コスモスやヒマワリなどの景観作物を栽培するとともに、平成18年度からは都市住民との交流によるむらづくりを推進することを目的として、棚田オーナー制に取り組んでいます。また、農業機械の共同化や、集落共同によるソバやブルーベリーの栽培、さらに耕作放棄地の復元活動にも取り組んでいます。



 








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31年度河西棚田オーナー募集
田植え体験 5月19日