公演日前日の17日、この日は午後からステージを組んでくれる業者さんが入るというので、朝からアリーナの保護シートひきの作業を行いました。平日のため手伝ってくれる人もなく、商工会の職員2人と大島さんと4人での作業、、とてつもなく広いアリーナに40本のシートをひくのはかなりの重労働、、どんなステージが出来るのか、明日の夜この場所で素晴らしいコンサートが開催されることへの期待が疲れを忘れさせ、体を後押ししてくれてました。


 ステージが組みあがり、午後6時を過ぎると実行委員の面々や商工会青年部のボランティアスタッフ、息子が募集してくれたアルバイトの高校生らがアリーナに集まってきました。何といっても仕事は大勢です。1,100もの椅子があっという間に並べられ、立派なコンサートホールが出来上がりました。ステージの上から見た客席は壮観そのもの、、明日のコンサートへの期待が益々膨らみます。
 コンサートが終ってから指摘されたのですが、客席の両サイドはアーチ型に並べるべきでした。・・こんなことに誰も気づかなかったなんて、、信じられないことですが、それほど前しか見えてなかったということでしょうか。。
 アリーナばかりではなく、ロビーや2階席の廊下、全て土足禁止のこの会場、意外と安く手に入る大工さんが使う養生シートを全面に敷き詰めて、この日の作業は終了しました。

 これもあとからわかったのですが、私が準備に奔走し家を空けていたこの日もたくさんの問い合わせがあり、取り扱ってくれてたそれぞれのお店でもチケットが売れ続けていたのです。椅子並べの準備が終った後、お世話になったお店一軒一軒回ってチケットの回収をさせてもらいましたが、予想以上に売って頂いていて驚きました。。

 18日当日、天気は晴れ。朝から機材の搬入が始まり、本格的なステージが仕上がってきました。アルバイトをお願いした高校生、、これがとても素直でよく働くのです。我が息子とその仲間達、なかなかやるじゃない!?
 福井から移動して来られたツアースタッフの皆さんも到着して着々と準備が進みます。


 実はこの日は、いろいろと行事が立て込んでいる日でありまして、ツアースタッフの到着を確認してから、私がPTA会長を務める小学校で行われているPTA行事に顔出しをしたり、別に予定されていた町の行事の準備を手伝ったりで、2時間あまり中座せざるを得なかったのです。お昼過ぎに長野のKeiちゃんから「着きました!!」と連絡が入ったので、簡単にこの町の見所と、食事処へ案内し、そそくさとアリーナへ戻ったのが午後1時過ぎ。
 既に実行委員は全員集合していました。準備は万端整ったようでも何かしら仕事があるもので、、。現場の対応で機転が利くのがこの連中のすごいところ。全員がどこかで何かしら仕事を見つけてこなしている、、頼りになる仲間です。

 大島さんから「小川さんが東京に着いて、今成田から羽田に移動中だって連絡入ったよ」と言われ、一安心。と、その時タクシーがアリーナ前に横付けされて降りてきたのが大分からの助っ人サラ姐さん。再会を喜び挨拶してるそばから誰かが仕事頼んでました。「ねぇサラさん、あれ書いて!!」
 そうこうしてるうちにマイクロバスがやってきました。待ちに待った日野皓正さんと多田誠司さん、石井彰さん、金澤英明さん、井上功一さんの到着です。皆さん元気いっぱい。。ご挨拶をしてから控え室へ案内しました。
 この日のためにわざわざ東京から来てもらった荒井修さんも到着、、開演前に八尾の皆さんに日野皓正さんを紹介してもらうことになっています。
 リハーサルがはじまり、それが心地よいBGMとなり気持ちはどんどん高揚してきます。4時を過ぎた頃、小川もこさんが到着。。パラオからの移動を含め40時間寝てないとおっしゃるけど、元気いっぱい。。背中の日焼けがちょっと痛々しい。。。
 リハーサル終了後、工場協会の会長、副会長さんが挨拶に来られました。日野さんがすごく気さくに話されるので少しびっくりされたみたいです。


 さぁ、開場30分前、この日集まってくれたスタッフは50名以上。実行委員、商工会の職員さん、商工会青年部の有志、役場商工観光課の皆さん、アルバイトの高校生、ほんとに、ほんとにたくさんのみんな、ありがとう!!さぁ、始まるぜ、配置について、あとは任せたよ、頑張ろう! エイエイッオォ〜!!