越中八尾・大長谷・田舎暮らし


●磯部さん
●村上さん
●石黒さん
●水無瀬さん
●津田さん

 

 

ここで生まれ育ち暮らしてきた。
水無瀬 輝美さん

 水無瀬さん(大正15年生)は、大長谷で生まれずっと
村の歴史や時代の移り変わりを見てきた人だ。
 若い頃は長年にわたり植林や伐採などの山仕事をしていた。戦前は炭焼きや紙漉きも多かったようだ。車も長靴も無い時代、冬の雪の中でワラジを履いての木の切り出しの大変さなどは、なかなか想像もできない。
 息子さんと一緒に肉牛を90頭近く飼っていた時期もあったが、これもなかなか採算が合わない時代になってしまったようだ。

「戦後は300戸くらい家があった。2000人近くはおったと思う。そりゃあにぎやかだったなぁ 」
「今はめっきり人も少なくなってさびしいのぉ」
「この村の人たちは、ずっと昔からお互い助け合って暮らしてきたんじゃよ」  
 水無瀬さんは、自治会長を務めていた平成元年には、祖先の足跡を長く後世に残すべく、3年余りの年月をかて「大長谷郷土誌」を発刊した。
 



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