|
爺さんや父親がやっとったことを思い出しながら作っとるがですちゃ。
津田
利夫さん
津田さん（昭和8年生）は、今も元気に21世紀の森・キャンプ場の管理人をしている。
津田さんの一日は朝5時に起きて田んぼの世話をすることに始まり、8時にはキャンプ場へ。平日は20名ほどの
宿泊者たちの世話をしたり炭を焼いたりする。夕方5時半から7時までは、また田んぼの様子を見る。夕飯後から就寝までの時間や冬の間は、好きな手仕事を楽しむという暮らしぶりだ。
 
津田さんは、とても器用にさまざまなモノを作りだす。
こね鉢、草蛙、カンジキなど小さい頃から見様見真似で覚えたものだそうだ。時折こどもたちにも作り方を教えたりもしている。こんな風に歳を重ねられたら生涯ずっと楽しいだろうと思えた。
|
