古くなった家屋を解体する前に神棚の前でその家に宿った「気」を抜き、神様にこれまでお守りいただいた御礼を申し上げ、併せて解体工事の安全をご祈願いたします。
年数を経た家には「気」が宿り、それを抜かずに家を壊してしまうと、行き場を失った「気」が障る場合があると言われます。そのようなことのないように、事前に家に宿った「気」を抜いて適切に処理をするのが「気抜き」です。ここでいう「気」ついては、敢えて詳しく述べることを控えますが、古民家の解体の場合などは行われることをお奨めいたします。
時期: | 解体作業の前(神棚撤去の直前) |
ご用意いただくもの: | 神饌(米・酒・塩・水) |
服装: | 普段着で構いません |
お教えいただくこと: | 戸主の氏名 |
その他の留意点: | 神棚の前に祭壇を立てますので、約2m四方以上の空間を確保しておいてください。神棚がない場合はできるだけ家の中心に近い場所に同様の空間を確保しておいてください。 |
お渡しするもの: | 特にありません |
所要時間: | 約20分 |
初穂料の目安: | 三万円以上 |
補足: | ※解体工事業者の方にもご参列いただけるとよろしいでしょう。 |
ご用意いただく神饌の内容 | |
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米 | 白米5合 程度、無洗米でも問題ありません、必ず新米をお供えします |
酒 | 日本酒4合 〜 1升 |
塩 | 粗塩20g 〜 50g程度、「食塩」はできるだけ避けます |
水 | 水道水で構いません、ミネラルウォーターや天然水でも問題ありません |
その他 | 自家栽培の野菜などがあればお供えになると良いでしょう |
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