前の年の御神札や御守、お正月の縁起物、書き初めなどをお祓いしてお焚き上げする神事です。当社が行う左義長は、御神札や御守などの御霊抜きをして、併せて縁起物なども一緒に神様に失礼の無いように焚き上げるお祭りです。
青竹を四角錐形に組み、上部に幣帛を吊し、その下にお焚き上げをする御神札や縁起物を崩れないように積んでいきます。神事の後、お祓いされた忌み火を松明などに移し、四方から点火します。
左義長の始まりは平安時代に陰陽師が占いや悪魔祓いのために行った儀式が原型と言われています。三本の毬杖(ぎっちょう)を組んで立て、その中央に短冊や扇などを吊し、その下で焚書をしたことから、「三毬杖(さぎっちょう)」と呼ばれていたようです。それがいつしか「左義長」と書くようになり、江戸時代には寺子屋などで書かれた書き初めもそこで燃すようになります。今ではお正月の縁起物や古い御神札や御守などが焚き上げられています。
時期: | 1月中旬(松の内が過ぎてから) |
ご用意いただくもの: | 神饌(米・酒・魚・山野菜・果物・塩・水)、斎場一式 |
服装: | 玉串拝礼をする者は礼装 または 略装、その他は普段着で構いません |
お教えいただくこと: | 左義長を行う主体団体名(村名、学校名など) |
その他の留意点: | 斎場の設営に関しては指導助言はいたしますが、必要な物などはそちらでご用意していただきます。当社からは忌み火用の行燈と蝋燭、祭壇一式のみ持参いたします。それ以外にご希望なさるものがあれば事前にご相談ください(玉串用榊や幣帛など)。 |
お渡しするもの: | 特にありません |
所要時間: | 約40分 |
初穂料の目安: | 五万円以上 |
補足: | ※事前の打ち合わせが必要です。また、地域担当の消防署にも連絡が必要です。 |
ご用意いただく神饌の内容 | |
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米 | 白米5合 程度、無洗米でも問題ありません、必ず新米をお供えします |
酒 | 日本酒1升 〜 2升 |
魚 | 1尾 |
海菜 | 昆布・寒天・ |
山野菜 | 山芋など山菜類・大根人参など根菜類・水菜など葉物類 |
果物 | りんご・みかん・バナナ・桃・柿・メロンなど |
塩 | 粗塩20g 〜 50g程度、「食塩」はできるだけ避けます |
水 | 水道水で構いません、ミネラルウォーターや天然水でも問題ありません |
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