本文へスキップ

婦負の開祖神

TEL. 076-454-3501

〒939-2304 富山県富山市八尾町黒田3166

神社と神道の豆知識

神様へのお供え物の表書きについて

 
 神社にお祓いやご祈願などにおいでになる際には、一般的にお供え物としてお酒やお金などをお持ちいただくことが多いことと思います。このときに御酒に付けた熨斗紙、またお金を入れた熨斗袋や封筒には、何と書くべきなのかというご質問をよくお受けいたします。

 これは「こう、書かなくてはならない」といった決まりはありません。ただ、一般にはお酒の場合、「奉献」とお書きになればよいでしょう。また、名前だけ書いて上半分は無地でも構いません。

 お金の場合は、無地の白封筒に「(御)初穂料」「(御)玉串料」「(御)幣帛料」「(御)神饌料」などとお書きになると良いでしょう。水引は必要ありません。(水引や熨斗があって悪いわけではありません。)

 少し細かいことをお話しすると、お酒や食べ物などを別にお供えされている場合は「神饌料」とは書きません。食べられるものは神饌(しんせん)だからです。同様に、お米をお供えされていれば「初穂料」とは書きませんし、食べ物以外のお供えをしていれば「幣帛料」とも書きません。幣帛(へいはく)は食べ物以外のお供えを指すのが一般的だからです。よって、玉串を取ってお参りになる場合は「玉串料」とは書かないのが筋ということになります(「玉串料」は玉串の代わりのお金という意味ですから)。
 とはいうものの、これらは「本筋」を語ったまでですので、あくまでも“豆知識”として頭の片隅にでも置いておいてください。

 『なんだか難しくてよく分からないなぁ』と思われましたら、とりあえず「初穂料」とお書きになってください。まず、問題ありません。また、「御祝」「御礼」「寸志」などとはお書きにならないのが良いでしょう。それとご自分のお名前をお忘れなきよう。下の例をご参考になさってください。下半分の中央部分に氏名を黒色で書きます。墨書である必要はありません(が、毛筆書きだとよりカッコイイです)。
一覧に戻る

バナースペース

延喜式内 杉原神社

〒939-2304
富山県富山市八尾町黒田3166

TEL 076-454-3501
FAX 076-413-3031

社務所受付:
午前9時〜午後6時 不定休