絶対性能よりも、実用性を重視して作られたモデル。有名なものにホンダ・スーパーカブがあります。
　タイプとしては、普通のオートバイと同じようにシートの前部にガソリンタンクがあり跨って乗るタイプと、写真のようにアンダーボーンフレームを採用し乗り降りがしやすいように作られたタイプがあります。前記のタイプは各メーカー生産終了しました。
　基本設計としては、悪路に強い１７インチスポ−クホイールを採用し、後輪の真上に荷台を装備して重量物の積載が可能となっているのが定番のスタイルですが、近年では道路の舗装率が高いため、ホンダのリトルカブやスズキのバーディーなどのように舗装路の走行に適した１４インチホイールやキャストホイール・チューブレスタイヤを装備するものも増えてきています。
　また、ＹＡＭＡＨＡのＧＥＡＲやＳＵＺＵＫＩのモレ（生産終了しました）のようなスクーターのビジネスタイプもあり、今後、こちらが主流となっていくのではないでしょうか。